縦葺き屋根・横葺き屋根 メリット・デメリット | 屋根・板金と雨漏り修理の専門店「屋根と板金のまもるくん」(神奈川県横浜市)

縦葺き屋根・横葺き屋根 メリット・デメリット

屋根工事お役立ち情報

みなさま、こんにちは!
屋根と板金のまもるくんです。
私たちは「皆さまが住む家を守る『屋根』を通じて笑顔を届けたい」という思いで活動しています。
1979年の創業以来、神奈川県横浜市を拠点に屋根と板金の工事の専門企業として
累計20,000棟以上の住宅の屋根を手掛けてきました。
当社は国土交通省が定める住宅リフォーム事業者団体に登録している事業者で
一級建築士や増改築相談員も在籍しております。
昨今、住宅リフォーム業界では悪徳業者が増えているため
① 業界の健全化を図るべく
② 生活者が安心して屋根リフォームできるよう
アドバイスも行っております。

一級建築士事務所 神奈川県知事登録 第17532号
増改築相談員 登録番号246014
神奈川県知事 許可(般-4)第78601号 
特定建設業  許可(特-4)第78601号

そもそも縦葺き屋根、横葺き屋根って何のこと?

縦葺き屋根

その名の通り、『屋根の軒先に向かって雨水が流れるのと同じ方向に屋根を葺く』、つまり屋根材を縦向きに施工している屋根のことです。

横葺きの屋根

縦葺き屋根とは違い、『外壁と平行に屋根材を葺いている』、つまり屋根材を横向きに施工している屋根のことを指します。

今回はそれぞれの違い、メリット・デメリットを詳しく解説していくので、是非参考にしていただければ嬉しいです。

それぞれの違いは?

最も大きな違いは『雨水の流れやすさ』です。

縦葺きの場合、雨水が流れる方向に逆らっていないため、スムーズに雨水が流れていきます。
そのため、勾配が比較的緩やかな屋根でも施工が可能なのが特徴です。

横葺きの場合は、縦葺きに比べると雨水の流れを阻害する形で屋根が葺かれているため、雨水が滞留しやすくなります。

それぞれのメリット・デメリットは以下の通りです。

縦葺き屋根

メリット

・雨水の流れがスムーズになる

・勾配が緩やかな屋根にも施工が可能(0.5寸以上の勾配が必要)

※寸については下の記事で詳しく解説しています。

屋根の専門用語 屋根の勾配を表す『寸』とは | 屋根・板金と雨漏り修理の専門店「屋根と板金のまもるくん」(神奈川県横浜市)

・横葺きと比べて、屋根材の継ぎ目が少なく、施工の手間が少ないため、費用を抑えられる。

・太陽光パネルの位置を気にせず施工できる。

デメリット

・複雑な形状の屋根には施工が出来ない場合がある。

・デザインが限られているため、個性的な屋根を求めている場合には満足が出来ない可能性がある。

横葺き屋根

メリット

・近代的で洗練されたデザインになる。

・デザインやカラーバリエーションが豊富。

・屋根の形状をあまり選ばずに施工が可能。

・断熱材一体型のものを選ぶことで、家の断熱性能、防音性能が向上する。

デメリット

・勾配が緩やかな屋根施工すると雨漏りのリスクがある。(最低でも3寸『約16.7°』程度の勾配が必要)

※施工できる勾配は商品、地域によって異なるため、施工する前に業者に確認を取りましょう。

・施工には高度な板金加工技術が必要であり、施工の手間がかかるため費用が掛かる。

・断熱材一体型の場合、費用が高くなる。

あなたの家には『縦葺きの屋根』? 『横葺きの屋根』?

いかがでしたか?

縦葺きにしても、横葺きにしても屋根を選ぶ際、コスト、機能面、デザイン面のどれを重視するかによって商品が変わってきます。
加えて、選んだ屋根がそもそも施工が可能かどうか、信頼のできる業者に相談をした上で進めていくことが、後悔しないリフォームをするためには一番重要です!

もし周りに信頼のできる業者がいない場合は、次のポイントを参考にして業者探しをしていきましょう。

信頼できる業者選びのポイント

まず、このマークを持っている業者かどうかをチェックしましょう
これは国土交通省が一定基準に達した事業者団体に発行しているマークです。

住宅リフォーム事業者団体登録制度:https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk4_000090.html

信頼できる業者を選ぶことは安心の屋根修理への第一歩です。

確認するチェックポイント

☑住宅リフォーム事業者団体登録事業者か?

業者が「住宅リフォーム事業者団体登録事業者」であるか確認しましょう。登録業者は一定基準を満たしており、信頼性が高いとされています。未登録の業者はトラブルのリスクがあるため、依頼前に必ず確認を。

☑建設業許可を得ているか?

建築業許可があるか確認することも重要です。屋根工事には特に「屋根工事」の許可が必要で、許可の有無は国土交通省の検索システムで確認可能です。信頼できる業者選びのポイントになります。

☑過去の工事実績が豊富か?

業者の施工実績も確認しましょう。ホームページやGoogleマップの口コミから信頼度を判断できます。豊富な実績や口コミがあれば、依頼する際に安心です。

☑損害保険に加入しているか?

損害保険の有無も確認しましょう。「リフォーム瑕疵保険」や「第三者賠償保険」はトラブル対応や工事中の事故に備えるためのものです。保険加入は信頼性の一つです。

☑アフターサービスを備えているか?

アフターサービスの有無も確認してください。工事後に問題があった際にすぐ対応してもらえるかが重要です。保証内容や期間も含めて事前に確認することで安心です。

特に費用の安さを強調する業者には注意が必要です。物価上昇の中で安価な業者には安いなりの理由があります。確かな施工サービスを望むなら、適正な相場で対応する業者を選びましょう。

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