屋根材 | 屋根・板金と雨漏り修理の専門店「屋根と板金のまもるくん」(神奈川県横浜市)

屋根材の種類・特徴

MATERIAL LIST
粘土瓦

粘土瓦

  • 特徴
    伝統的な建築に用いられる自然な風合いの素材。
  • メリット
    長期間の耐久性、優れた断熱性と防音性。
  • デメリット
    重量があり、コストが高く、構造的な強度が必要。
  • 耐用年数
    約60年

セメント瓦

セメント瓦

  • 特徴
    粘土瓦より軽量で、多様な色と形状が特徴。
  • メリット
    経済的で設置が容易、比較的耐久性が高い。
  • デメリット
    重量があり、色あせや劣化が比較的早いことがある。
  • 耐用年数
    約30~40年

ガルバリウム鋼板

ガルバリウム鋼板

  • 特徴
    軽量でモダンなデザイン、多彩な色選択が可能。
  • メリット
    高耐久性、メンテナンスの容易さ、優れた断熱性能の可能性。
  • デメリット
    安価なものは凹みやすい。
  • 耐用年数
    約25~35年(塩害地域は除く)

ジンカリウム鋼板

ジンカリウム鋼板

  • 特徴
    高耐久性があり、耐食性に優れる。熱反射率も高く、冷房費削減に効果的。
  • メリット
    耐用年数が長く、メンテナンスコストが低い。軽量で施工が容易。
  • デメリット
    コストがやや高め。和風な建物には合わない。
  • 耐用年数
    約35~50年(塩害地域は除く)

トタン

トタン

  • 特徴
    安価で昔から日本家屋でよく使われている。
  • メリット
    価格が手頃であること。軽量で取り扱いや施工が容易。
  • デメリット
    錆びやすく、耐久年数が比較的短い。定期的なメンテナンスが必要。
  • 耐用年数
    約10~20年

銅板

銅板

  • 特徴
    自然に酸化することで美しい緑青(ろくしょう)を発生させる。
  • メリット
    非常に長い耐久性。時間が経つにつれて風合いが増す。
  • デメリット
    高価であり、施工できる業者が少ない。
  • 耐用年数
    約60年以上

陶板

陶板

  • 特徴
    セラミック素材で作られ、色彩豊かな外観が特徴。
  • メリット
    色褪せしにくく、耐久性が高い。熱や音の遮断効果がある。
  • デメリット
    重量が重く、設置には強度のある構造が必要。割れやすい。
  • 耐用年数
    約50年以上

陶器瓦

陶器瓦

  • 特徴
    伝統的な材料で、自然素材から作る。
  • メリット
    自然の風合いが魅力で耐久性が高い。環境に優しい。
  • デメリット
    重いため施工が大変。価格が高い。
  • 耐用年数
    約50年以上

ステンレス

ステンレス

  • 特徴
    高い耐食性と光沢がある。
  • メリット
    耐用年数が長く、ほとんどメンテナンスが不要。
  • デメリット
    高価であり、施工できる業者が少ない。
  • 耐用年数
    約40〜50年

陸屋根

陸屋根

  • 特徴
    フラットな構造。屋上緑化や屋上利用ができる。
  • メリット
    屋上を活用できる。モダンなデザイン。
  • デメリット
    防水処理が重要。約10年を目処にメンテナンスが必要。
  • 耐用年数
    約10〜20年

SGL鋼板

SGL鋼板

  • 特徴
    軽量で強度があり、さびにくい。
  • メリット
    耐用年数が中程度。比較的低コストでメンテナンスしやすい。
  • デメリット
    色のバリエーションが少ない。外観が平凡な印象になりがち。
  • 耐用年数
    約25~35年

ハイブリット瓦

ハイブリット瓦

  • 特徴
    伝統的な瓦と現代的な材料との組み合わせ。
  • メリット
    耐久性と美観を兼ね備えている。
  • デメリット
    コストがやや高い。施工に専門的な技術が必要。
  • 耐用年数
    約30年

スレート

スレート

  • 特徴
    軽量で経済的な屋根材、シンプルなデザインが多い。
  • メリット
    施工の容易さや価格が安い。
  • デメリット
    耐久性が低く、定期的なメンテナンスが必要。(商品よっては7年程度で劣化するのもある。)
  • 耐用年数
    約15~25年(アスベスト無し約7~20年)

アスファルトシングル

アスファルトシングル

  • 特徴
    軽量で取り扱いやすく、デザインの多様性がある。
  • メリット
    コストパフォーマンスが高く、施工が容易。耐候性と遮音性に優れる。
  • デメリット
    耐久性に限界があり、環境への影響が大きい。高温で軟化しやすく、リサイクルが困難。風害に脆弱。
  • 耐用年数
    約20~30年

屋根材選びのポイント

  • 予算
    初期コストと長期的なメンテナンスコストを考慮しましょう。
  • デザイン
    建物の外観と調和するデザインを選びましょう。
  • 耐久性
    気候条件や屋根の形状に適した耐久性のある材料を選びましょう。
  • メンテナンス性
    定期的なメンテナンスのしやすさも重要なポイントです。
  • 環境への配慮
    エコフレンドリーな材料を選ぶことも検討しましょう。
  • 地域性
    地域の気候や風土に合った屋根材を選ぶことが重要です。

屋根材の劣化とメンテナンス

劣化の原因

  • 自然環境
    強風、雨、雪、紫外線などの自然環境が主な劣化の原因です。
  • 物理的損傷
    落ち葉や枝などが屋根に堆積し、屋根材を物理的に損傷させることがあります。
  • 化学的反応
    酸性雨や大気汚染物質による化学的反応も劣化の一因です。

劣化のサイン

  • 色あせ
    屋根材の色が薄くなったり、不均一になったりすることがあります。
  • ひび割れや剥がれ
    屋根材にひび割れが生じたり、部分的に剥がれ落ちたりすることがあります。
  • 水漏れ
    屋根からの水漏れは、屋根材の劣化が進んでいるサインです。

メンテナンス方法

  • 定期的な清掃
    屋根の上の枝葉やごみを定期的に清掃し、水の流れを妨げるものを取り除きます。
  • 点検
    定期的に専門家による点検を行い、劣化の兆候を早期に発見します。
  • 補修
    劣化が見られる場合は、早めに補修作業を行い、さらなる損傷を防ぎます。

メンテナンス費用

  • メンテナンス費用は、屋根の種類や劣化の程度、作業の難易度によって異なります。定期的なメンテナンスにより、大規模な修繕が必要になる前に問題を解決できるため、長期的にはコストを抑えることが可能です。

屋根リフォームの費用

屋根材の種類別費用

  • 各屋根材にはそれぞれ異なる特性があり、価格帯も大きく異なります。耐久性やメンテナンスのしやすさ、外観などを総合的に考慮して選ぶ必要があります。

工事内容別費用

  • 屋根の修繕や葺き替え、補強など、工事の内容によっても費用は大きく変わります。また、屋根の大きさや形状、現地の状況によっても工事費用は変動します。

施工事例

  • 当社では多種多様な屋根リフォームを行ってきました。和風建築の粘土瓦葺き替え、モダンな住宅の金属屋根新設、歴史的建造物の茅葺き修復など、様々な事例を通して、各屋根材の特性を活かしたリフォームを実現しています。
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